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産後の骨盤矯正って何をするのか?
それを理解するには、まず骨盤矯正を理解しなくてはいけません。
それは何故か?
実は従来の「骨盤矯正」と「産後の骨盤矯正」は取り組む内容が全然違うからです。
これ、ご存知でしたか?
殆どの人がこの事実を知りません。
固定された仙腸関節に
動きを取り戻します
従来の骨盤矯正の目的。それは「仙腸関節を動かす」事です。
仙腸関節とは骨盤内の関節です。
骨盤は肩甲骨と同じく重要な役割を持っており
として働いています。
その為、骨盤がひとたび固定を起こすと大変です。
その影響たるや
全身に及びます
そこで、骨盤の動きを正常にすることによって骨盤に繋がる筋肉を正常化させ、身体の安定を取り戻そうとするのが骨盤矯正なのです。
骨盤の固定
骨盤矯正は「固定を起こした骨盤」を人の手で「固定から解放する」という為の技術となります。
既に骨盤は動いている
産後の骨盤はビックリするくらいに良く動きます。
「固定した骨盤を解放する」事が骨盤矯正の目的なのに、産後の骨盤は「既に良く動く」という現実がそこに。
じゃあ、
産後の骨盤矯正って
何するの?
こういう話になりますよね。
歪みを整えていく
これに尽きると思います。
中身が全然違う
これは業界側の責任だと思います。
全く異なる取り組みが「骨盤矯正」という同じ言葉で表現されているのが問題なんです。
ここで覚えておいて欲しい事は
正直、産後の骨盤矯正の理論は「無理やり感」があるなと思います。